2019/12/03(火)[Super devil_0123]池袋手刀 麻疹(aie+SHINTARO) シトクロム luin somali TAKASHI
いつもとは様子の違う手刀でちょっとびっくり。
それでも顔見知りな方々も物販で既にスタンバっていたりしたので少し安心しました。
・TAKASHI
ありのままに起こった事を話すぜ!
肉マイクスタンドになって、下ネタを含む笑いと動きでニコニコして、団扇持って無かったのに団扇振って、スタッフよろしく紙吹雪振り撒いて、摩天楼さんの笑顔を見て崩れ落ちた!(笑)
すみません、LIVE中にお話もさせて頂きました…。
気が付けばTAKASHIコール。色々持って行かれた感が強い。
まんまとしてやられたよ…。
とは言え演歌の視聴者は専門では無いのですが、歌唱力は素晴らしいものがあったんじゃないかと思います。
遊んでて出せる声じゃないっす。ふざけてる風だけど色々考えて煮詰めて来たんだなあと思いました。
あれ毎回やってるなら尊敬しますね。凄い芯が強い人だなあと思いました。
LIVE本数も今年90本以上だとか。
入院してたみたいなのでお身体をご自愛ください…。
ひとつ、問題があるとすれば
この後俺はどういう気持ちでLIVEを見たら良いんだろうとある意味混乱しました。
物販見て思い出しましたけどNOi'Xのボーカルさんですね。
どんな経緯でああいう風に仕上がったんだろう…。
純粋に頑張って欲しいなと思いました。
シンプルに楽しかった。
どう受け止めて良いのかわからず連れが物凄く複雑な表情になってたのには笑いました。
・somali
大丈夫です。
気を取り直しまして。
somali。
luinメンバーがサポートしてるだけあって、その先にluinがあるような感じでありながらもちゃんと自分の音楽を違ったアプローチで表現しているのが良い。
何て言ったら良いんだろう?
心地良い浮遊感と言うか、不安定な中にある優しさと言うか…。
なんか温かいものを感じましたね。
演奏自体は疾走感があったり、優しい感じだったりしながらも歌唱がそれをただの演奏では終わらせない掻き消されそうな心の叫びと言うか…。
MCが自信無さげに見えたんですけど大丈夫です。あなたの音楽は素晴らしく光るものがある。
Plastic Treeっぽさもあるけど真似では無いんですよね。ちゃんと自分の音楽を歌っている感じ。
luinと同系統ながらも色の違う素敵な音楽を聞かせてくれました。
CD欲しかったけど無いのかな?
物販も無かったし、ネットにも売って無いっぽいです。
出したら買います。
頑張ってください。
・luin
はい、安定のluinでございます。
今回の本命のひとつ。
絶対良い音楽が聴ける保証付き。
このバンドもね~、演奏のリフのタイミングとかぞわっとさせてくれるんですよね~。
そして高音を駆使出来る歌唱!ちょっと俺に歌い方を指南して欲しい。高音が出なくなって久しいので…。そしてその高音がまた綺麗なんですけど、空間と時間と心を切り裂くような破壊力と言うか鋭さを持っていながら、どこかで包み込んでくれるような優しさや切なさを感じさせてくれます。初めて聴いた時に一聴して良い!凄い!と思わされたのは久しぶりです。
最後の蝙蝠で聴かせてくれたアカペラみたいな歌唱ももうね。迫力とか物凄いの。でも美しい。声の美術。
それを一筋縄では行かない演奏でぶちかまされるんだからもう惚れて当然ですよ。
素晴らしい音楽と言うのは一聴して心が震わされるものであります。
高音を駆使する歌唱の音楽は結構流行ってるんで今結構たくさんの人に聴かせやすい部分もあるかな~。
全員凄い。文句無し。
素晴らしい音楽をありがとうございます。
セットリスト参考
https://twitter.com/luin_official/status/1201850155785318401
・麻疹(aie+SHINTARO)
もうひとつの本命でございます。
我らがaieさんに説明は不要ですが、SHINTAROさんはmunimuni / dummy-xDのドラムの人。
ギターとドラムだけと言う実験的ユニット。
先に音源を買わせて頂きまして、生ではどうなんだろうと今回はノリよりも観察重視で聴かせて頂きました。
印象で言えば物凄いデカイ怪物の蠢く姿をひたすら見守っている感じ。
aieさんにしては珍しい?重低音爆音でオルタナなリフをしょっぱなからぶちかましてくれました。
SHINTAROさんはオルタナ的にリズムキープする中で手技を駆使して魅せる感じの打撃。
自分が見ている感じではaieさんがガンガン仕掛けて行って、それにSHINTAROさんが喰らい付いて言ってるように感じました。
途中でaieさんっぽい音色に変えたりもしつつ、割とテンポはゆったりと蠢くように変わって行く感じでした。
緩急が流れるような印象で大河をも思わせる迫力。
ラウドなオルタナ好きならたまらないんじゃないかな。
時間を計り(見)ながらの演奏も普段より忠実な感じで。
インプロビゼーションとしては迫力ある面白い試みだったなと思いました。
・シトクロム
名前は知ってるけど前に一回だけ聴いたっけ…なんとなく記憶がおぼろげですが。
この日のシトクロムはギターボーカルとドラムの編成。
ドラムさんは久しぶりなのかな?Misono Funkyさん。
ギターボーカルは元FEELの太三さん。
あんまり外見とか気にしない方なんだけど惚れ惚れするようなイケメン。
最初外人かと思った。
演奏が始まって展開して行く中で思いました。
あ。これやばい。
洋楽っぽさもありながら、心をグイグイ引っ張られるリフとグルーヴはたまらないものがある。
この感覚覚えがあるぞ…about tessに迫る演奏だ。
二人about tessとも言える程の演奏力の中で、ラウドだったりインダストリアルっぽかったりもしながら、なんかもう身体が乗らずにはいられない音楽。
麻疹とはまた違うジャンルの日本刀の斬り合いのような…そう言えばgibkiyみたいな緊張感もあるな…。
ちょっとすごいぞシトクロム。
ビリビリ心を揺り動かされた。凄まじい。
お互いのリフをぶつけ合って一騎打ちのような演奏と歌唱の中でちゃんとオーディエンスが爆ノリしてました。スゲエ。
後で調べたらこの編成自体久しぶりだとか。どういうこと?
ネット探したら1stデモ会場限定しか出してないっぽくてなんであんな素晴らしい音楽で音源が無いんだよと悔しい想いをしました。
当然物販も無かったぽかったし…。また一人だと違うんだろうか。メチャクチャ凄かった。かっこ良かったよ。
音源無いのは悔しい限りですが、物凄い音楽を聴かせて頂きましてありがとうございます。
・総括
振り返れば凄い面子のイベントだったと思います。
連れも満足だったみたいで、凄いバンドが手刀にいるものだと感動致しました。
まだまだ凄いバンドが眠ってそう…。
池袋手刀の魔窟っぷりを思い知らされた夜でありました。
ありがとうございます。